【SLMBジオラマ模型を作る】 1.モンテカルロ雪の峠道。

このジオラマ模型を随分と前に手に入れた。
「このクルマが走ったらいいな!」
というのもスロットモビル計画の初期のイメージだった。

mini-1000px写真のジオラマ模型は1/130サイズの雪のモンテカルロ・ラリーの様子のもの。
たった、1コーナーのものですが、雰囲気を感じます。
このクルマが動いたらもっと楽しそうだと思ったのは2004年頃。
それから、このようなジオラマの中で自動車をどのようにしたら走行させられるかと研究していました。
このようなクルマを走行させる道路パーツといえば、スロットカーがある。しかし電極線があることや、組み合わせの自由度が無いことなど意外に作ることができないのだ。
そこで、独自に開発し完成した物が「スロットモビル・ロードシステム」という模型用道路のパーツである。

このジオラマ模型の手前にあるのは、ホンウェルの1/72のminiである。ダイキャスト製だがなんとかモーターと電池を入れて動かしたいと思う。

また、このジオラマのコーナーを作る為の道路パーツと地面を作る材料を揃えてみた。

モンテカルロジオラマの完成サイズは30x30cm。その上部から下部まで、Slotmobile Road Systemの道路パーツを並べてみる。
このシステムでは、ほぼ1cm単位で自由に繋ぐことができる。しかし、このような複雑なカーブの組み合わせの場合などは微妙な長さになる。しかし、坂道などの高低差を利用することでその調整をすることができるので、ほぼ自由につなげると思ってよい。

材料としては、このSlotmobile Road Systemの道路パーツと今回の坂道では、地面用の厚さ3cm発泡スチロールを用意します。
Slotmobile Road Systemの道路幅は、40ミリなので、1/80なら、実寸の道路幅は3200ミリ幅となる。1/72だと2880ミリほぼ、3メートル程の道路の設定となる。

モンテカルロ2この3cm厚の発泡スチロールの道路部分を掘り下げて道路を坂道にします。

モンテカルロ3手前の部分は道路下の地盤を道路パーツ厚分を残てし、その分上部の道路パーツを上へ発泡スチロールより出しました。この部分には雪と積もったようにして埋め込みます。それが下の写真です。

モンテカルロ4このような部分は余った薄い発泡スチロールなどを組み合わせて積んでみました。これを削って雪山のように作ります。

モンテカルロ5まったくなだらかにしても良いのだが、今回は適度な段を作ってみた。このあと、細かいパテの埋め込みや塗装をするのだが、雪の表現には、発泡スチロールの白さやザラザラ感がそのままでも良いほどである。この途中経過でも大分仕上がりがイメージ出来る。

次回は、細かい仕上げをレポートします。

カテゴリー: 新▽雪の峠道工作記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です